名栗U字連山スーパートレイルラン
名栗U字連山スーパートレイルランに参加してきました。埼玉県飯能市、名栗河川広場スタート・ゴール、距離は約28キロ、名栗湖を挟むようにU字状に連なる峰々を縦走する高低差1,117m。参加定員300名のはずが、会場は人があふれている、スーパートレイルに約780名、ショートに200名、1,000人近いトレラー達がスタートラインに。
小雨が降り、山も雲で覆われている、
大きく崩れなければ良いのだが、午前9時にスタート!
今日はロングタイツにロングスリーブシャツ、インナーを内に着て厚手の手袋を、シューズはアシックスのゲルフェザーで、スタート時は気温が若干高めだが山の上は冷えてくることも考えられる、周りのトレラー達の多くはトレイルシューズにハイドレーションバッグを装備している、エイドが7箇所あるので余り気にしていなかったため、ハイドレーションバッグは持参せず、何とかなるだろう!
スタートして名栗湖をぐるっと回るゆっくりとした走り出しだ
5キロ 24分11秒
5キロを過ぎ登山道に入る、激しい上りが続く、雨で増水した沢を上る、狭い山道のためなかなか前に出られない、此処は我慢して人の流れに任せる感じ、6.6kmの中腹エイドを通過、給水は多めに摂る、さらに激しい上りになり、徐々にだがペースを上げて順位を上げる
棒ノ嶺 1時間10分43秒
棒ノ嶺(H969m)を通過、最初の難所をクリアーする、この辺りから雨も本降りになる、長尾丸山まで若干下り、かなり滑りやすくなっている、バンバン下るのは難しい、エイドを通過して上りに入り長尾丸山(H958m)着
ここから日向沢ノ峰まで、きつい上りだ、激しい傾斜では這いつくばるように岩や木にしがみ付き、ぬかるんだ斜面で滑りながら、何十段も続く階段では上が霞んで見えないほどだ、雨もさらに強まり、どしゃ降り状態に、両側が切立ったような所もあり、足を踏み外したらどこまで転がるのだろうか?危険すら感じる。
日向沢ノ峰 2時間15分41秒
日向沢ノ峰(H1,356m)クリアー今日のコースの最高地点、ここから激下り、どろどろの斜面を滑りながらという感じで、何度も転びながら、泥んこ状態、有馬峠のエイド通過、17キロ地点、ここから再び上りが始まる
有馬山 3時間11分28秒
有馬山(H1,214m)通過、思った通り気温は低い、激しい下りが続く、20キロ地点通過、若干の上り下りが有り、蕨山(H1044m)ドロドロになりながら下る、藤棚山(H920m)さらに下って24キロ地点のエイド、残り4キロだ、ここからさらに過酷な下りが、切り株に膝を強打したり腰や尻を打ちつけたり、泥の滑り台状態のところが何箇所も、それにしてもトレイルランナーは下りが上手い、あたかもスキーを滑るように下っていく、ツルツルでも何のその、転んでもおかまい無しでどんどん下っていく、後から来るトレラーに続々とかわされる、上りで稼いだ順位を使い果たす状態だ、金比羅山(H660m)からさらに下ってようやく登山道を出る、ゴール地点の河川敷が見えて舗装路をラストスパート、苦しんだがなんとかゴールにたどり着く。
ゴール 4時間16分15秒
トレイルランは奥が深いなー!と実感、雨の条件でもめげない、たくましさと、根性!今日は良い経験になった、トレイルは練習あるのみかな、秋まで山を走って練習したいと思う。
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